子供からの手紙。

子供が行く幼稚園は、勉強系が一切ない。
仏教系で、行動面と身辺自立にはきっちりしているけれど
机上の学習はしない。

楽器演奏や読み聞かせ、工作などは盛んだけどひらがなは学ばない。

子供はベネッセのしまじろうで育っているので、自分でひらがなを身につけた。
私としては、あんまり早くから勉強系を身につけないでいいと思っている。

海外で勉強してた時に、ひしひしと感じたのであるが・・・

早くに色んな勉強をしてきた子達（早期教育っていうのかな？）は
学校に入学すると「自分は他の子よりできる」と油断し
その後軽く他の子から追い抜かされて、自信喪失～というパターンも多く

何も知らないで学校に入学して、「知らないことを知るのが楽しい！」と目をキラキラさせて
すごい集中力であっという間に「学習は喜びだ」という本質を身につけ突出するパターンの対比を見てきたので
私としては時期が来て、興味の矛先が集中するのを待つ方針だ。
前者は、学習意欲への持続性が低く、後者は学習の本質を身につけたので
長く学習意欲が持続しているようだった。
まさか、自分の勉強や研究、分析がその後育児に役立つとは、若かりし頃には想像しなかったなぁ・・・

わが子も、食事の時期やトイレトレ、その他身の回りのことについては、せかさず
自分でやりたそうなそぶりが出るのを待って、自由にトライさせたので
自主的に服の脱ぎ着、歯磨き、シャワー等身につけて、数年それは持続しているので
やはり本人の時期を待つのが大事な気がしてる。

その子供が、台所に「ままへ」と手紙を置いてくれていた。

へ～、書ける様にもなったんだ。どれどれ。
と開けてみたら・・・

「まま、ありがと。いつもありがと。すきすきよ　○○より」って・・・
うは～

宝物です。この手紙、絶対捨てられない。
手紙って、こういうもんだよな～
気持ちをダイレクトに伝える。
伝わって、心ゆさぶられる。

見事でした。ありがとう。

タグ：子供からの手紙 母と娘 ありがとう 学習意欲