髪結い。

週末、新しく子どもの髪留めを買った。

毎朝、髪をくくっていくので、髪飾りもだいぶ老化してきてた。
なかなか、子どもはオシャレさん。
夏は、透き通った水晶のような、きらきら系が好きでよく選んでいる。

子どもの髪結いは、私の好きな事の一つだ。
自分が小さい頃、親に髪を結ってもらってたので、3代目だな～ってしみじみする。
七五三の時など、特別な時に限って、器用な私の父親がくるくるとお団子に結ってくれた思い出。
少しだけ、紅をさして・・・
着物に、バッグ、お化粧に髪結い。
とても嬉しかった思い出。

自分の子どもにも、そういう類の思い出を残したいなぁ。

日曜日の朝、ふっとリビングを見ると、パパが子どもの髪を櫛ですいていた。
子どもがおねだりしたらしい。
おんなじ後頭部の二人。パパの脚の間にはまって（マイ・プレイスじゃないか！羨ましい）
髪をすいてもらい、選んだブルーのキラキラ髪留めで、ポニーテールにしてもらってた。

なんか、ほのぼのしていいな。
子供の髪を結うのって、特別な特権のような気がする。
結ってる間に、子供の成長を実感したり
大人っぽくなってきた横顔を、堪能したり
伴侶と同じ、頑固なつむじに苦笑したり。

今朝も、髪を結った。
起きぬけのばさばさ髪から、きりっと髪を結った姿は別人のよう。
りりしくて、かわいい。
結ったあとの顔を、じっくり眺めてしまう。
本当に、かわいいのだ。

ああ、眼福。
毎朝、髪を結うのが極上の、私の楽しみ。

タグ：子供の髪を結う 髪飾り 父と娘 母の楽しみ