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伴侶の足の間に座る幸福 [Significant Other]

伴侶に出会ってから、私の一番好きな場所=彼の足の間 である。

彼の、ぽよよんお腹に私の背中を預け、ゆったりと足の間でくつろぐ。
ぽよよん、ぽよよん、と彼のぽんぽんお腹のふかふか感を楽しむ。

テレビを見ていようと、新聞を見ていようと、うたた寝していようとかまわないのだ。
がっつり、足の間の空間を占領して、伴侶臭(パパ臭)に囲まれて しばし過ごすのだ。

さらに、欲を言えば
彼に手のひらを もみもみもみもみ してもらうのが最高。
指圧がひっじょ~に上手なのだ。
うっとりしてしまう。

このマイ・プレイスが、子どもが1歳になった頃から脅かされた。
当然のように、お尻からパパのお膝に座るようになったのだ。

「座っていい?」とか
「お・ひ・ざ[黒ハート]」とか、ねだる調子ではない。

当たり前のように、すっ とお尻から、椅子に腰をかけるように伴侶の膝に座る。
ムキー[exclamation×2]

大人げないが、自分の一番大事なテリトリーを奪われた
しかも、伴侶がそれを許している(当然なんだが・・・)

私の理性と本能を混乱させてくれる。
それから何年も何年も、自分の場所は なかなか帰ってこない。
私が伴侶からマイ・プレイスしてもらってる所を見ると、子どもはスッと顔色を失くし、その後発狂するので、なかなか、ゆったりまったり幸せな時間が持てない。

子どもが自立して家を出たら、遠慮なくマイ・プレイスしてもらう予約を取ってある。
伴侶が引退したら、田舎の平屋一軒屋で、庭を眺めながら一つの部屋で
まったりマイ・プレイスしてもらって過ごすのが 私の野望である。
これも予約してある。
一応、快くOKしてもらっている。
それが楽しみであり 生きがいですな~
老後も楽しいのだ!





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