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海外の家族 [Overseas]

日本だけでなく、私には家族同然な人が海外にいる。

まだ20代前半のとき
現地滞在していたときにお世話になったファミリーだ。

今はその時の子どもが、結婚して子どもを3人産んで
年下だけど ママとしては先輩だ。

この間、地震があった時はすぐ連絡がきた。

パパとママは離婚して別々の国にいるが
(でも結局もとさやにおさまり、ラブラブで一緒に世界旅行してた)
それぞれが連絡をくれたし

滞在してた時、中学生だった彼女は ご主人と心配して
携帯に連絡くれた。

海外だから、親しげで優しいからって誰でも信頼できるわけではない。
私はたまたま、この家族に出会っただけの運のいい人間だ。
いままでたくさんの海外の人と接したけど
心から信頼できる、常にいついかなるときも思いやりある人というのは
そうたくさんはいない。

自分よりも他人を先にする
というのは、喜んでできる人は多くないと思う。
犠牲、と感じるなら、その時点で自分の人間性にまだまだ伸びる部分が
あるのだ。

でもすでに、人間性に組み込まれている誠実な人もいる。
この一族はクリスチャンであるが、生き方にそれが生かされている。
主義主張や勉強レベルなら、ふーん、と思うが
人生の中で、愛情深く友人や家族に接し
子どもを慈しみ育て
出会った海外からの人間を、自分の家族の中で心を預けながら過ごし・・・
すごい勇気と愛情の深さだと感じる。

自分の家族が、海外から初見の他人をステイさせたら
自分の心を預けられる所まで 深く付き合えるだろうか。
他人をそこまで、信じる力があるだろうか。

いつもこの海外の家族のことを思うと 心が温かくなる。
結婚したときも、伴侶がどんな人なのか!と
全員でまだか、まだかと 会うのを楽しみにしていたそうだ。

sisterの第一子が生まれたばかりの頃だったので
うちはまだ子どもがいなかったけれど
伴侶に抱っこさせてくれた。

後で聞いたら、子どものいない男性が
小さい赤ちゃんを抱いき
突然泣いて四苦八苦。でも私にすぐ渡さず
一生懸命に話しかけ、あやしている姿を観察していたらしく・・・

「私たち全員一致で、『彼はいいわ。合格』ってことになったのよ」
と笑って言われた。

恐るべしファミリー。
ちゃんと、私にふさわしい男かどうか!と
マムもダッドも、シスもじーっと見ていたのだ。

伴侶に後で話ししたら「うわ~認められてよかった~」
と、うちの海外の家族の仲間入りしたことを喜んでくれた。

彼らの手配で、現地滞在はとても楽しかった。
緑が好きな伴侶は、最高の日々だったことだろう。

マムのご飯は・・・な腕前だったので、伴侶は一生懸命食べていた。
「Tenryu88はよく食事作ってくれてたのよね~」
「マムは相変わらずの腕前よ~」
「久々のマムの味でしょ~」
と爆笑のディナーだった。

離れていても、何十年たっても、きっとずっとつながっている家族。
人に恵まれる、というのはこういうことなのだ。

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