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素晴らしき哉人生! [Films]

大学で、Entertainmentの授業を取ってた時に
オーディオルームで友人と観て、二人でだ~っと泣いて感動した映画。
感動しまくって、作成したレポートは「気持ちが入っている」とA+をもらった。

その思い出深い作品がこれ。

しかも、「グレン・ミラー物語」の主演だったジェームズ・スチュアートが出てる。



こちらも、お買い上げ商品だ。
子どもも含め、伴侶と私、家族3人で楽しく観れた。
子どもは、深い意味はまだまだわかっていないけれど
ファンタジーな展開は楽しんでいたし
非常にわかりやすい アメリカンムービーならではの 白黒はっきりしている
世界観に、はまったようだ。

伴侶は、最初はつきあいで、居眠りしそうな勢いでいたけど
子どもが夢中になってきたあたりから
真剣に見ていた。

主演の性格が、よく理解できるからじゃないだろうか。
わが伴侶は非常に誠実、実直だ。
この主役も、誠実で実直で、破天荒にはなれず、真面目な性格だから
思い悩む。

家族思いなはずなのに、毎日の仕事に頭を悩ませて人生を悲観する。
自殺したい、と思いつめたとき
(ここがファンタジー)天使が彼に違う視点から世界を見せる。
Decentreのミラクル。

中心をずらし、物事を違う視点から見れば、何かが見えてくる。
主人公の場合は、素晴らしい家族、得がたい人々との絆
困ったときは支えようとしてくれる仲間を、再認識した。

何より、彼が自覚しておらず周囲の人々は理解していた、それは
「彼の実直な性格、努力、心配り、思いやり」

自分を後にして、人を先にするは難しいと 今回も思うが
彼はそれができる人だ。
だからこそ、伴侶である妻からも尊敬され、家族から慕われ
住民からも尊敬されている。

自分の夢破れて、望まぬ道を歩んでいる主人公だけれど
なぜ望まぬ道を歩んだのか
その原点も、結局父への思い、弟への思い
住人への責任感
納得はできていないのだろうが、行動の基準は彼の人を先にする
その姿勢だ。

そして、映画の最後の最後で、彼は納得どころか人生を達観する。
「自分の人生で、大切なものはこれだ!」と全身で感じるのである。

これが人間が人生で一度味わえるかどうか、という幸福感なのだと思う。

映画を観ている人間まで、その幸福感に感動する。
すべての苦労が、すべての不満が、すべての人間としての現実生活の澱みが
さーっと一掃される。

これを観ると、何度でも頑張ろう、這い上がろう、という気にさせてくれる。
映画の持つパワーが、人への影響力がすごくわかる作品だ。
観終わった後、家族3人、生き生き[ぴかぴか(新しい)]していた。

私の人生から、この映画は離し難い。



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