わが友、ダヤン。

私の小学校時代からの付き合いである親友から、誕生日にもらった時計がある。
大学入学前に、餞別を兼ねてもらったので、かなりの年数を共に過ごしている。
あちこち、引越しとともに、ついてきた我が友である。

Wachi　Fieldというブランド？の、ダヤンという猫だそうな。
性格が猫に似てる、と　言われてたのであるが（今でも伴侶にそう言われるが）
そのイメージで、選んでくれたらしい。

この時計、かなり気に入っている。
なかなか、時計板の数字のところの模様が凝っている。
ダヤンが時計の上で、ふんぞり返っているのも、「物」ではあるんだけど
自己アピールが激しく、ただの「物」って感じじゃない所が好き。

無機質な物体よりも、そこに意思や感情、あるいは主張があると
面白いと感じる。
この時計も、なかなか味がある。

てなわけで、かれこれ○十年のつきあいだけど
まだまだ現役。
最近、子どもがこの時計に目をつけて、いかにも「ゆずれ」と言わんばかりだけど
友人にもらったこれは、「特別」だからねぇ。
あげられないな。

小学校時代に遊んだ友人。
その子どもと、うちの子どもが手をつないで遊んでるのを見ると
時の経過を感じる。すごいなぁ～お互い、子どもができて、こんなひと時を持てるんだ。
変化していく自分達。
変わらない、一緒にいる事のいごこちの良さ。

普段は距離もあり、離れているけど
夏休みの里帰りの度に、顔を見せてくれる。
今年も、会えるのを楽しみにしている。

タグ：Wachi Field 置時計 ダヤン 幼なじみ