子どもを起こす、至福。

朝、（子どもがパパ関係で泣いてないとき）
楽しみにしている瞬間がある。

朝の用事をすべてすまし、子どもを起こすときである。
どんなに、朝ごはんをつくるのにドンチャカ音を立てても
ぐっすりと寝入っているわが子。

これを起こすのである。

何が楽しみかと言うと・・・
顔を眺めるひととき。

まず、目。まつ毛が全部、うまってる・・・
赤ちゃんの時から変わらない寝顔。

ほっぺ。朝はつやつや、ペカペカ、ぱっつんぱっつんである。
雪見大福みたいなふっくら感に　思わず唇ではむはむしてしまう。
ついでに、チュー。

びくともしない。
クチは「ん～」と　パパと同じへの字口で寝ているか
ぽわん、としているかだけど　ぷるぷる感がたまらない。
人差し指で、「てん」と口に触れると「きゅっ」と閉めるのであるが
これを赤ちゃんの頃から楽しんでいる。
「てん」「きゅっ」「てん」「きゅっ」「てんてんてんてん」「きゅ～」・・・
延々と面白い。　本人はそれでも寝てる。

散々、可愛い寝顔を楽しんでいじくって
最後は
「ぶっちゅ～」である。
も～、可愛い、可愛いを連発し（←この辺りで理性はなくなっている）
ほっぺ両側にチュー、おでこにチュー、あごにチュー。
抱きしめてチュ～ってしてると、ようやく覚醒してくれる。

「んあ？」
「おはよう～」
「おはよ。」（ぎゅー）

きゅーって、首に、首に手回して抱きついてくれるわけですよ！
最高です。
こういう甘え方は、私にはあんまりしてくれません。レアです。

じっくり堪能して、クールな娘にもどるまえに・・・
いちゃいちゃいちゃいちゃ、させていただきます。
完全に覚醒したら、パパ！パパ！になるわけだし・・・

今日も一日の英気を養った。
子どもパワー。
眼福パワー。

子どもが苦手だった自分は、きっとこの子どもの寝顔の可愛さを知らなかった・見たことなかったからなのだろうな～

今では、何回見つめても飽きない。
至福の時である。

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