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マグノリアの花たち [Films]

カナダの「マグノリアホテル」について書いたときに
名前つながりで、この映画を思い出した。

「マグノリアの花たち」

女優がたくさん出てくる。ジュリア・ロバーツが娘役で、大切な話の要を作っている
シャーリー・マクレーンとかも出ている。

この映画を観ると、海外で感じた「他人でありながら家族さながらに親身になる」
人のつながりを、そうそう、こんな感じ、と実感することができる。

どうしてこんなに、他人同士がつながることができるのか
どうしてお互いを思いあい、支えあうことができるのか
そいういう人間性は、日本にいるよりも海外にいる時のほうが
ひしひしと感じる。

他人とつながりあう事があたりまえで、日本ほどあれこれ気を使って深刻にならず
気さくに、気軽に人の輪は広がっていく。
気がついたら、ただの知り合いのはずのあの人が、悲しい思いをしたときに
隣にいて、しんみりと話を聞いてくれたり

世間話程度にしか会話しなかった同級生が、体調悪そうにしていると
わらわらと、近くにいる誰かが、自分が、世話をしてやりたいという気になる。

そういう気軽な空気、人と人はつながっていて当たり前、という空気が
アメリカでは特にあるような気がする。

だからこの映画を観ていると、感情移入する。
自分がそこにいて、何かをしてあげたい、何もできないなら、そばに。
そういう気持ちにさせる。

娘としての立場で見ても、親としての立場で見ても
この映画は胸をつく。

でも、映画の最後が、素晴らしく明るくいい感じなのだ。
辛い思いや悲しい出来事を、皆で昇華してしまう。
救われる。
笑顔になれる。

よく、核家族だと~とか、一人っ子だと~と将来を心配したり
孤独がどうとか、兄弟で助け合って、とかいう話を聞くけれど

自分が人と出会う機会が多く、またその人たちに気さくに振る舞い
世界を広く、広く体験しようという 前を向く気持ちと それを許す環境がそろえば
そういった悩みは藻屑と消えるような気がする。

うちの子も、そういう体験を少しでも感覚として感じて欲しいから
そういった環境に出かける気があるなら
背中を押してやりたいと思う。
世界は広い!

そして、こどもがもし、この先友人と不仲になったり、辛い体験でへこんでしまって
人間関係が築けない、自分と他人の関係は難しい、と不安に思うことがあるなら
「人とつきあうことは、大事なこと?」と聞かれることがあるなら、
この映画を見せて「本当の友人とつきあうと、喜びと安らぎがあるんだよ」と教えてやりたい。



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