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ジェームス・ディーンのジャイアンツ [Films]

ジェームス・ディーンの「ジャイアンツ」を、レンタルでもう10回超えるほど見てるんだから
いい加減に購入したほうがよさそうだ。

一緒に見る相手が毎回違うから、相手ははじめてでも私は何回も見てる。
が、全く飽きが来ない。

主役はロック・ハドソンとエリザベス・テイラーの黄金コンビだろうが
私の目には麗しいエリザベス・テイラーと、寡黙だが魅力ぷんぷんのジェームス・ディーンが
輝いていてまぶしい。

ジェームス・ディーンはこの役が一番はまり役だと思う。
寡黙だけど、一人孤独に努力して、気の強い牧場主の姉だけには彼のよさが理解されていて救われる。
相続したわずかな土地に賭けて生きていく
かっこいいな~

人からもらったチャンスを生かして孤独に努力するあたりが男前。
その後上り詰めて豪遊して悲しい失恋を抱えて虚無感に苦しむ姿も、この人ならでは。

エリザベス・テイラーの一人の女性としての、都会の華やかな上流社会の生活から
テキサスの埃っぽい粗野な生活へ飛び込んでいく勇気とか
伴侶を見つけて人生を濃く深く生きていくところとか
子どもの将来を考えて、伴侶と意見を戦わせるところとか
差別に立ち向かってぼろぼろに喧嘩負けした伴侶を誇りに思うところとか

女性として生きていく上での見本になる。
スカーレット・オハラの「絶対に飢えない!」と不屈の精神で立ち上がっていく姿もかっこよかったけど
ジャイアンツのエリザベス・テイラーは、教養があって、その教養で伴侶や子どもを導く人となり
ぬくぬくの上流階級に腰をかける生ぬるい生き方をしたかもしれない将来を、あっさり捨てて
伴侶の住む粗野でダイナミックな未知の世界に、躊躇なく飛び込むところとかは

自分への肯定感にあふれ、自分の判断に確固とした自信があるからこそのこの行動力、
その行動力についてくる結果<幸せと人生の充実>なんだろうなと思う。

本当に素敵な映画だ。





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